ある日のこと、キッチンの床が何だか濡れていることに気がついた。最初は「あれ、何かこぼしたかな?」程度に思っていたのだが、よく見るとシンク下の収納扉の内側も濡れている。慌てて扉を開けてみると、パイプとパイプの接続部分からポタポタと水が滴り落ちていた。目黒区も水漏れ修理に安心して水道局指定業者もこれは大変だ、と直感した。すぐに元栓を閉め、漏水を最小限に抑えたものの、どうしていいかわからず途方に暮れた。水道トラブルなんて、生まれて初めての経験だったからだ。 まずはインターネットで「水道工事 緊急」と検索。すると、たくさんの水道工事会社がヒットした。しかし、どこを選べばいいのか、全く見当がつかない。電話をかけるのも、少し躊躇してしまった。業者によっては、高額な費用を請求してくるという話も聞いていたからだ。とりあえず、近所の水道屋さんに電話をしてみた。電話に出たのは、少しぶっきらぼうな感じの男性だった。現状を説明すると、「見ないとわからない」の一点張り。確かにそうかもしれないが、少し不安が残った。 そこで、いくつか他の業者にも電話をしてみることにした。すると、中には親身になって話を聞いてくれ、おおよその見積もりを出してくれる業者もあった。その中で、最も印象が良かったのが、A社だった。電話での対応が丁寧だったのはもちろん、見積もりも明確だった。それに、実績や口コミも比較的良かったので、A社に依頼することに決めた。約束の時間には、A社の作業員の方がやってきて、手際よく現状を確認してくれた。原因は、接続部分のパッキンの劣化だった。すぐにパッキンを交換してもらい、漏水はピタリと止まった。 今回の経験を通じて、水道トラブルは本当に突然やってくるものだと痛感した。そして、業者選びの大切さも身をもって知ることができた。事前に口コミや実績などを調べておくこと、複数の業者に見積もりを依頼すること、そして、親身になって話を聞いてくれる業者を選ぶことが、トラブルを最小限に抑えるための重要なポイントだと感じた。今回の件で、水道に関する知識も少しは身についた気がする。今後も、何かあったら焦らず、今回の経験を活かしていきたいと思う。