給湯器の調子が悪いと感じたら、専門業者に連絡する前に、自分でできるチェックポイントをいくつか確認してみましょう。まず、リモコンにエラーコードが表示されていないか確認します。エラーコードが表示されている場合は、取扱説明書やメーカーのホームページで、エラーコードの内容と対処方法を確認しましょう。電源プラグの抜き差しや、リセットボタンの操作などで、エラーが解消される場合があります。次に、ガスの供給状況を確認します。ガスコンロなど、他のガス機器が正常に使える場合は、給湯器にガスが供給されていると考えられます。他のガス機器も使えない場合は、ガス栓が閉まっているか、ガスメーターが遮断されている可能性があります。ガス栓が開いているか、ガスメーターの表示を確認しましょう。また、給湯器の電源が入っているか確認します。電源が入っていない場合は、ブレーカーが落ちている可能性があります。ブレーカーが落ちている場合は、原因を特定し、対処してからブレーカーを上げましょう。さらに、給水バルブが開いているか確認します。給水バルブが閉まっていると、給湯器にお水が供給されず、お湯が出ません。給水バルブは、通常、給湯器の近くに設置されています。これらのチェックポイントを確認しても、給湯器の調子が改善しない場合は、専門業者に点検を依頼しましょう。自己判断で修理しようとすると、かえって状況を悪化させたり、ケガをしたりする可能性があります。特に、ガス漏れや不完全燃焼の疑いがある場合は、すぐに給湯器の使用を中止し、ガス会社や専門業者に連絡しましょう。給湯器の故障は、早期発見・早期対処が重要です。自分でできるチェックポイントを確認し、異常が見つかった場合は、速やかに専門業者に相談しましょう。